北海道と本州を結ぶ電力連系線の強化について

北海道と本州を結ぶ電力連系線は、長い間、60万kWの1本だけでしたが、328日に、30万kWの2本目が開通しました。政府は、さらに3本目を計画しており、6月中に具体策を決めるそうです。

北海道には、北海道内では使いきれない、はるかに豊富な風力発電適地があり、この連系線はその有り余る風力発電の電力を本州に運ぶのに大きな力を発揮するとともに、昨年9月のように、北海道がブラックアウト(全域停電)の窮地に陥った時に、本州から電力を供給し、それを防止するのに役立つと思います。

このことが、電力会社間で、電力を互いに自由に融通し合う時代の幕開けのきっかけになることを期待したいと思います。(アドバイザーH)